バレンタインデーの朝、出勤まぎわの夫にチョコレートを渡した。会社の休み時間にでも食べて、っていうつもりで。そしたら夫がクローゼットのあたりで急にガサゴソやりだした。早くしないと遅刻するぞ何やってるんだいと思っていたら、「僕からは、これを」と言って差し出されたのが、上の写真のチョコレート。どこかに隠してあったらしい。わーお。まさか私もチョコレートをもらえるとは、想像もしてなかったよ!
もらったのはレオニダスの缶入りチョコだった。ベルギー王室御用達。しかも、先週ベルギー出張に行った際に店舗を探して買ってきてくれたらしい。わざわざありがとう。
実は、帰国した日に特におみやげをもらわなかったので、内心で「え、一週間近く家をあけて海外に行っておみやげなしっすか? でもまあ、遊びに行ったわけじゃないからなー。長時間の移動&仕事&時差ボケでおみやげどころじゃないよね。そうだよ、無事に帰ってきたことじたいが一番のおみやげ……だ…よ……」と自分に言い聞かせていたところだった。いやー、あのとき「ベルギーチョコのひとつくらい買ってきてくれてもいいじゃん!!!」などと文句を言わなくて本当によかった。
ガナッシュやプラリネチョコが25個、ぜんぶ種類が違うから食べるたびに楽しみがあってうれしい。ひとつぶのサイズが大きいのもよい。味わって大事に食べよう。
念のため(?)、夫にこのチョコレートはベルギーみやげなのかバレンタインチョコなのかと尋ねたら、「バレンタイン」との答えであった。あれっ、ということは、ホワイトデーにお返しをしなきゃいけないってこと?
今週のお題「大切な人へ」