年明けからずっと、リカちゃん人形の洋服作りにかける情熱がとまらない。作っても作ってもまだまだ作りたい。朝から晩まで、頭の片隅でずーっと、生地の組み合わせとかデザインとか製作手順を考えている。
考えはふくらむ一方だけど、実際に作業できる時間はごくわずか。子が起きてるあいだは無理なので、夜に寝かしつけたあと完全に寝静まっている数十分～１時間程度が勝負である。少しずつ時間をひねり出し、この3週間で25着も作った。我ながらなかなかの集中力とスピード感だと思う。いや、そもそも数や速さを競うものでもないんだけど、手際よく効率的にたくさん（そしてもちろん美しく）作るということに、すごく大きな喜びを感じている今日このごろ。ミシンに向かっているとほかのすべてを忘れて深く没頭できるというのが、自分のための息抜きとして必要なのだよね。まあ、子の夜泣き対応で中断することも多々あるけど。
あー、こうやって文章を書きながらも、意識の片隅にはこれから縫うべきパーツや手順のことがふわふわと漂っている。そして、次にミシンに向かうときのことを思ってうずうずしてしまう。腰も痛くなるし目も疲れる、ほどほどにしとけよと自分に言い聞かせつつ、しばらくはおさまりそうにない裁縫熱よ。
