赤ちゃんと過ごすようになって知ったこと。なにかと、タオルやガーゼを使う場面が多い! 顔の汗をふく、よだれや吐き戻しがあれば口のまわりをふき、服やシーツをふき、床をふく。自分でなめてベタベタになってる手や腕をふく。おもちゃをふく。最近はもう、一日中何かをふいてるんじゃないか?っていうくらいだ。ちょっとくらいなら同じタオルを使うけど、たくさん濡れたり汚れが多いときはその分使用済みタオルが積み重なっていく。そのたびに手洗いするのは面倒くさいが、洗い物をためこむのも嫌……。
という状況の人に、全力でおすすめしたいのが手ぬぐい。手ぬぐいはいいよ! すごく使える。かさばらず、軽く、気軽に洗えて、しかもすぐ乾く。いいことづくめ。
もともと手ぬぐいが好きで、今持っているのは70枚くらい。季節感のある柄、ご当地限定のデザイン、登山の際に山小屋で買ったものなどどれも思い入れがあって大切。数がありすぎるので、ここ数年は買い足さないよう必死で我慢している状態だ。もう十年以上、外出時にハンカチは持たず手ぬぐいを愛用している。
・吸水性が高くて、しかも乾きやすい
手ぬぐいのよいところは、なんといっても吸水性の高さ。よく吸うだけでなく乾きやすいというのがポイントで、風の当たる場所に広げておけば数十分で乾く。これがタオルとの大きな違い。手洗いしてギュッと絞ってそのまま干すだけだからストレス少なめ。
・薄くて軽くて、かさばらない
タオルに比べて薄いので収納場所をとらない。軽いから複数持ち歩いても重たくない。赤ちゃん連れの外出ではいつも3~4枚をかばんに入れるのだけど、まったく邪魔にならない薄さ。これがタオル4枚だと相当かさばるはず。
・日除けや冷房対策として、スタイやおくるみ代わりにも
何かをふく用途以外にももちろん使える。抱っこひも使用中、日差しが強いときに頭にかけたり(頭巾みたいでかわいい)。ベビーカー使用中、日差しやエアコンが気になるときは 手ぬぐいをクリップで留めて体にかけてあげたり。帽子やおくるみを持ってこなかった!というときに代用できて便利。店や公共施設で備え付けのベビーカーを使うときも、ベルトや安全バーに肌が直接触れるのが気になる場合は手ぬぐいをかけている。よだれ等で汚してしまうのも防げるしね。
・新生児期の沐浴布や、枕代わりにも使っていました
新生児の沐浴のときって、赤ちゃんが落ち着くからということで体にガーゼや薄いタオルをかけるように言われる。私は専用のものは買わず、手ぬぐいを使っていた。半分に折ると赤ちゃんの体にちょうどいいサイズ感だったので。あと、寝返りする前までは頭の下に敷いていた。赤ちゃんに枕はとくべつ必要ないけれど、後頭部に汗をかくし、吐き戻し対策(シーツや布団を汚さないための防止策)として。寝返り連発の今はもう使っていない。
・赤ちゃんグッズとして用意しなくても、大人と共有できる
私がそもそも手ぬぐい愛用者だからなのだけど、赤ちゃんのために新しく買った手ぬぐいは一枚もない。自分の趣味で集めたものなので「いかにも赤ちゃんらしい」デザインとは違うけれど、豆絞りとか白地のものは、清潔感があって爽やかで使いやすい。反対に、大柄で鮮明な色づかいのものもそれはそれで洒落てるな~と思っている(ていうか人に見せながら使うものでもないしね)。いつも自分用にその季節らしい柄のものを選んで使っていたのを、今は子ども用にも使っているというだけ。
この夏ヘビーローテーションした手ぬぐいたち。「NIPPON ALPS」は上高地で買ったピッケル柄、かっこいい。これからも子の世話に手ぬぐいを使い続け、そのうち我が子をハンカチでもハンドタオルでもなく手ぬぐいを愛用する「手ぬぐい男子」に育てあげる予定。話がそれたが、ともかく手ぬぐいは使い勝手がよい、という話でした。
▼ほかにも手ぬぐいエピソード。森見さんとか歴代総理(!)とか。
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