旅と日常のあいだ

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転がる赤ちゃんがケガをしないよう、たんすの取っ手を付け替える

子が寝返り&ずりばいをするようになり、寝ているときも起きているときも全方位に転がっていくようになった。転がった結果、コタツの下とかソファの隙間とかにはまって自分では戻れなくなったりして、そのたびに姿勢を直してやりながら「何なのこの可愛すぎるおばかさんぶりは!!!」と萌えてしまう日々である。

転がる先の危険物はできるだけ取り除いたりガードしたりしているのだが、先日、これは危ないなと気づいたのがたんすの取っ手。

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いかにも硬くて痛そうな取っ手が床面から15センチほどの場所にある。こんなのに顔や頭をぶつけたら大人でも普通に泣くわ。たんすの購入時には「取っ手が痛そう」なんて観点はまったくなかったが、赤ちゃんにとっては完全な凶器。即交換することにした。

内側からネジを回せば簡単に外れるけど、代わりの取っ手が都合よく自宅にあるはずもなく。取っ手の役割を果たしつつ、赤ちゃんがさわってもケガをしないようなものって何かないかなと考えた結果……

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こうなった。捨てるつもりだった紙袋の持ち手(紙ひも)を利用。引き出しの内側に結び目を作って抜けないようにした。引き出しを引っ張る強度は十分。

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まずは一番下だけ交換。これはとりあえずの応急処置、いい感じの取っ手が見つかるまでのつなぎ対応のつもりだったんだけど、別にこのままでもいいかという気がしてきた。引き出しがまぶたを閉じてるみたいで、なんかかわいく見えてきたし。

こんなふうにして、家のいろいろが子どもファーストな仕様になっていくのだね。離乳食としてブロッコリーのペーストを作ったときにもそれをしみじみ感じたわ。子が食べるのは先端の柔らかな芽だけ。茎は食べない。ぜいたくな食べ方をしおって! 残った茎は大人が食べるのだが、芽をぜんぶ摘まれたブロッコリーの見た目のさみしさといったらないよ。今まで知らなかったけど。