友人Mさんから届いた贈り物、自由学園食事研究グループのクッキー缶。イラストも模様も一切ない真っ白な缶のふたを開けるとクッキーが整然とおさめられており、その美しさにうっとり。食べる楽しみを思ってわくわくする気持ちがとまらないのであった。これをもらってテンションが上がらない人はいないよ。ものすごく嬉しい。
私にとってMさんは、「良いものを知っていて、それを選んでいる人」。良いもの=世間から評価されているものという意味ではなく、Mさんの趣味やスタイルに合ったものを、ひとつずつ理由や信念をもって選んでいるなあというブレなさを感じる。服、靴、メイク、仕事のしかた、食べるものや好きなカフェとか。Mさんはいつも「Mさんらしい雰囲気」をまとっており、彼女の姿勢に憧れや尊敬を感じてこちらも刺激を受けるのだよね。そういう思いを喚起させてくれる友人の存在っていいなあと思う。かといって、こだわりでガチガチに固まっているようにはまったく見えず、いい具合に適当な部分もあるところが好き。
年に一、二回近況報告をするくらいの距離感だけれど、最近このお店の洋服を買ったとか、ここのジャムがとても美味しいとか、そんなMさんメモをもらうたびに自分の世界も広がる気がして嬉しい。要するに、私はMさんのファン。