読まない本はバンバン捨てまくる!という意気込みのもとに実家の本棚を整理中、小野不由美さんの『十二国記』シリーズが出てきて片付けの手が止まる。大好きな作品だから、これは絶対に手放せない。
十二国記を初めて知ったのは高校生のとき。茶道部の友人が、部室でのお稽古中に「すごくおもしろいよ」と勧めてくれた、そのシチュエーションまでしっかり覚えてる。そういう思い出も込みで大事な小説。
シリーズ一作目が1991年発行だから足掛け20年、もうすぐ30年にもなる長期作品でいまだ完結しておらず、現時点では2013年発行の文庫が最新という状況。もう書かないのかなぁと調べてみたら、なんとなんと、今年の秋に新作が出るとの公式発表がされていた。まじですか、歓喜!
お待たせしました! 待望の「十二国記」新作長編の発売日が決まりましたので、お知らせいたします。今作の大長編は全四巻で、10月、11月二ヶ月連続刊行となります。一、二巻が10月12日(土)、三、四巻が11月9日(土)発売です!(通常の新潮文庫新刊発売日とは異なるので、ご注意ください) pic.twitter.com/kj1JUZQDRj
— 小野不由美「十二国記」/新潮社公式 (@12koku_shincho) April 19, 2019
2019年10月12日に2巻、11月9日に2巻の全4巻。これは楽しみ。できればそれまでに既刊を読み直して、世界観にどっぷり浸かっておきたいところです。