栗の季節、マロンなケーキが食べたくて心かき乱るる日々を送っていたところ、おみやげにハーブスのケーキをいただくという幸福が起こった。箱の中身は、果たして、大好きなマロンクレープであった! やったぁぁあ、マロンさまご降臨!
夜10時、ケーキをお皿に移すひと手間すらもどかしく、アルミホイルをぺらっとはがしてそのままいただくよ。おかげで写真の見栄えはさっぱりだけれども。
マロンクレープ。薄焼きクレープの間に2種類のクリームが何層にも重なっている。その合間に栗の角切りも。全体的にふわふわ軽い口当たり、このたっぷりのクリームに合わせるのはスポンジケーキでもタルト生地でもなくクレープよね!っていうナイスな組み合わせなのだった。
もうひとつ、ニューヨークチーズケーキも。もしかしたら食べるの初めてかも。生クリームラバーな私が、自分では選ばないタイプのケーキだからな。チーズたっぷりで、見た目の印象以上にどっしり、クリーミーな生地。甘くてほわほわなマロンクレープとは好対照で、一緒に食べるのにちょうどいい2種類だった(2種類を半分ずつ、いっぺんに食べたのでした)。
夜ごはんのあとだというのにハーブスのケーキはあまりにもおいしかった。しみじみと味わいつつ痛感したのは、「甘いものは別腹」って絶対的に真実だな、甘いもの専用の胃袋が別に仕込まれてるとしか思えないな、っていうこと。