旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


ペヤングから、春雨はやきそばではないという当然のことを学んだ日。

私はペヤングファンであるので、新商品が出れば(辛いもの以外は)とりあえず一度は購入することにしている。どの味もだいたい、「うーむなるほど、悪くない(あるいはとても良い)、でもやっぱり基本のソースやきそばこそが至高」となる。むしろ、そのことを確認するために新商品を食べているといってもいいくらいだ。

先日コンビニの棚に発見して二度見、三度見したのがこれ。

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春雨、って。もはや、やきそばではない! 形状だけはやきそば的だけど。

よくよく見れば、ブランド名(?)は「ペヤング」ではない。「ピーヤング」だ。ピーヤング……。どういうことなのか混乱しつつも、1秒後には手にとって、10秒後には会計を済ませていた。

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春雨は、基本のやきそばのように容器に直接入っているのではなく、袋に入っていた。これを開封して容器にうつすという一手間が、それだけのことが、ちょっとめんどくさい。

お湯をそそいで3分待って、春雨炒めのようなものができあがった。おいしい。想像通りにおいしい。春雨料理として不満はない。カロリーだって低めだ。いつものペヤングやきそばの半分以下である。

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でもいつも以上に、ペヤングソースやきそばを欲する気持ちが増した。あのちりちりした麺、くせになるソース、「ペヤングの香り」としか言い表せないあのにおい。

ああ、ペヤングソースやきそばが食べたい。軽い気持ちで食べたら500キロカロリーを超えてて、「やってしまった、また食べてしまったぁぁ」という恍惚と背徳にとらわれるあれ。わかっていてもやめられないのがペヤングよ。

ふだんはペヤングのことを忘れて生きているのに、新商品が出るたびに買って、結果的に基本のペヤングも買うことになって、ほんとにこれ、メーカーさんの思うツボであるよね。こうやって書いていたらまた渇望感がすごくなってきたから、近日中に食べます、ペヤング。(誰に向けた宣言なのやら)