旅と日常のあいだ

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風景印、また新たな趣味の扉が開いてしまった

郵便物の切手に押される消印、あの、日付と地名が書かれているあれ。あれは誰でも知ってるだろうけれど、中に絵入りの消印もあることをご存知か。私はつい数ヶ月前に知った。郵便局が独自に持っている手押しのゴム印、そこには当地の景色や特産品が描かれており、その名を「風景印」という。

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友人が送ってくれたもの。切手との組み合わせも見ごたえあり

風景印を押してもらう方法は2つあって、手紙を郵便局窓口に直接持っていくか、郵便局宛てに手紙を書いて「風景印をおしてください」と依頼すればよい。この依頼を「郵頼」という。これも数ヶ月前に知った単語。ゆうらい。我がパソコンでは漢字変換されないので単語登録してしまった。

そして今、風景印を集めることに夢中。遠方の郵便局にはそうそう行けないのでここぞとばかりに郵頼を連発、全国各地の郵便局に手紙を書いて書いて書きまくる日々。ネットで各地の風景印を検索すると可愛いの素敵なのがたくさんあって時を忘れてしまうのだが、自分のルールとして、<郵頼していいのは、一度でも実際に行ったことのある地域に限る>ということにしてある。

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あるとき「末尾が99の郵便番号は郵便局専用だよ」という豆知識を授けられた。そうなの? 送り先を見ると確かにそのとおり、これだけ書いておきながら気づいてなかったわ。

この封筒に「同封の台紙に風景印を押して返信用封筒でお返しください」が仕込まれている。いま現在、私の興味と行動力と余暇の時間と熱意の85パーセントが風景印収集に注がれており、自分でもちょっとどうかと思う入れ込み具合。ちなみにあとの15パーセントは、ベランダで栽培しているグリーンピースの成長観察と、塗り絵。。

ビジュアル図解 東京「風景印」散歩365日―郵便局でめぐる東京の四季と雑学 (DO BOOKS)

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