旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



スペイン09 夕暮れのプールサイドでもの思い

スペイン旅行三日目、バルセロナの最終日。

チェックアウトの前夜、ホテルの屋上にプールがあるので行ってみた。水着は持ってきていないけれど、どんな雰囲気なのか見てみようということで。このホテル、デザインがクールというかなんというか、未来っぽくて何かとオシャレである。コンクリートやガラスの直線とか、そこにグリーンを合わせる感じとか。 

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エレベーターホール。 

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吹き抜けの階段。

さて、屋上に到着。プールに続く扉を開けると、そこには……

セレブっぽい人もしくはチャラい人しかいなかった。(あくまでも私の主観)

あたりまえだけどみんな水着。遠い日本からやってきた純朴な(?)我々女子二人(ふつうに洋服を着ております)、完全に場違い。「お嬢ちゃんたち、何しに来たの?」って言いたげなおにいさまおねえさまの視線を浴びて、小心な私は息の根が止まりそうなほどであった。

だってさあ、大きなプールを中心にして、それを取り囲むようにベッドが置かれてるわけ。何人もが横になれる大きなやつね。その上で、はち切れそうな体を水着に包んで男女が笑いあっている。カップルもいれば、4~6名の男女混合グループもいる。暮れゆくバルセロナの街並みを背景にゆるりと寝そべって、ワインを飲みつつ、タバコを吸いつつ、なんか知らんけどキャッキャ言っていちゃこいてる。そしておおむね、女性陣はナイスバディであり、男性陣はギャランドゥなのである。

とりあえず、健康的な香りはゼロ。なんていうか、大人たちの秘密の楽園になってた。オープンエアーのバーカウンターもあって、素敵な色のカクテルなんかもあって。そのうちここで、酔ったり酔わせたりの夜が始まるに違いない。ちょっと見学してみようよ!って軽い気持ちでのこのこと入ってきた私たち、同じ土俵で戦える気がしなかった。

ベッドでワインを飲むなら部屋でもできるでしょうに、なぜにわざわざプールサイドなの? なんで一つのベッドに6人も重なり合う必要があるの? あんたら泳ぎに来たんじゃないんかい!!

時は午後8時、空がやっと赤く染まり出す夕暮れの頃。屋上の端っこに立って沈みゆく太陽を眺めつつ、ふと、「来世には、ホテルのプールで、ぷりんぷりんの水着姿でいちゃつけるような人格として生まれ変わってみたいものだ」などと思ったのでした。現世では、どこから着手していいのかわからなすぎる。体型?性格?過剰な自意識を捨てること? 

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