旅と日常のあいだ

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ナルニア国物語、全7巻を買う

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古書店で『ナルニア国物語シリーズ』を買った。1970年の第七刷、私が生まれる前のもの。

新品の文庫を買った方がキレイだし軽いし場所もとらない。が、どうしてもこれが欲しかった理由の一つは、一冊ずつ箱に入っているから。もうこんな、箱入りバージョンのナルニア国物語なんてきっと手に入らない。

小さい頃に読んでいた本の多くが、しっかりした箱に入っていた気がする。うちの廊下には大きな本棚があって、そこに箱入りの本がぎっしり並んでいて、廊下にしゃがみこんでは今日はどの本を読もうかなあと選んでいた。世界名作集とかシャーロックホームズシリーズとかドリトル先生とか長靴下のピッピとか。なぜか外国文学が多かったな。それを居間や部屋の机や布団の中で読みふけり、母親に「ごはんよー」と呼ばれてもやめられない。

箱入りの本からそんなイメージが強烈に喚起され、あのあたりが私の古き良き読書体験だなと懐かしいようなまぶしいような心持ちになってしまい買わずにはいられなかったのだ。7冊揃いで買いますと言ったら、店主が値段をおまけしてくれた。大事に読む。