旅と日常のあいだ

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おうちカフェの結果、そしてスターバックス

先日、部屋の模様替えを試みた。ゴールイメージは「カフェのようなお部屋」。

具体的な過ごし方として、「コーヒーを飲みながらゆっくり本を読めること」が目標である。

週末のたびにスターバックスに行ってホイップクリームてんこ盛りのドリンクを頼み、本を読みつつ2~3時間を過ごしている私だが、条件を整えれば自宅でもそれに近いくつろぎを得られるのではないだろうか。そう思って、家具のレイアウト変更を開始。

パソコンを置いてある机を「これはダイニングテーブルである、っていうかむしろカフェテーブルである」と自分(および机)に言いきかせて明るい窓辺に移動。今までは机の一方にしか椅子を置けなかったが、机を挟んで向かい合わせに座れるようにした。まあ、向かい合わせになりたくても椅子はひとつしかないんだけど。そのひとつしかない、グレーの事務的な椅子に対しては、「いずれお前はおしゃれな木製の椅子に替わる(予定)」と言いきかせる。

これまでマフラーや手袋を置いていた木の棚があるのだが、これは観葉植物の置き場とした。カフェらしさを演出するべく、先日買ってきた新入りの観葉植物さまである。お部屋にグリーンがあると違うわね! おかげでマフラーや手袋は置き場がなくなったが仕方ない。この世は下剋上である。

机や椅子を動かした結果、部屋全体がせまくなってしまった。広さを確保するために、これまで置いてあった4段の棚を別の部屋に移動することにした。ここには旅や山の本を入れており、棚の上にラジオや時計やカレンダーを置いていたのだが……。棚と一緒に、やむなくそれらも移動である。かくして、我がカフェには本も小物もなくなった。

ちょっとしたモノを置こうにも、机の上しかスペースがない。でもこの机は物置じゃなくて、カフェテーブル。ここにラジオやカレンダーや時計を置くわけにはいかない。しかしモノを置く場所がないのは不便きわまりない。仕方がないので、キッチンにあった小さな2段のカラーボックスを使うことにした。ここに入っていたじゃがいもと玉ねぎと3枚のエプロンを取り出す。彼らの居場所については、しばし保留。カラーボックスを部屋に移動し、改めてラジオとカレンダーを置いてみた。棚のサイズが前より小さいため使いづらい。非常に使いづらい。イライラするほど使いづらい。

課題は、置き場のなくなったじゃがいもと玉ねぎである。ひとまずガスコンロのわきに積み上げてみたが、これではどうしようもない。さらなる収納棚を求めて行きついたのは、折り畳み式の脚立。普段は畳んであるけれど、広げると2段ステップの棚(っていうか足置き)になる。これを広げて「お前は棚だ!」と言いきかせる。どう見ても棚には見えないし、しかも脚が広がった形状なのでレイアウトしづらいし、これを無理やり置いたせいでキッチンは以前より格段に狭くなっている。この棚(っていうか脚立)に空き箱を置き、私は厳かに、じゃがいもと玉ねぎとエプロンを入れた。

ここまでやって、ついに気づいた。

私がやってるのは、棚の中身を入れ替えているだけだということに。さっきからなんなの、棚を動かす→中身を入れるために別の棚を持ってくる→その中身を入れるために別の棚を(以下略)。。。

脚立にまでモノを載せて、じゃあこの脚立を使いたいときはどうすんのっていう話である。じゃがいもや玉ねぎを安心して置ける場所がないではないか。これではいかん。しかも肝心の「カフェみたいなお部屋」、これはどうだ。できてんのか? いや、ダメだダメだ、全然できてない。部屋はもとより狭くなってるし、本を置く場所もない。観葉植物に場所を譲ったせいで、マフラーや手袋が床に落ちている。だいたいこんなパソコン机と事務椅子でコーヒーなんぞ飲んで、なにがカフェだ癒しだ落ち着きだ!!

残念ながら認めざるを得ない。

 

結論、「模様替え、失敗」。

 

3時間ほども苦労してあれこれ動かしたものの、できあがった部屋はまったく気に入らず自分にほとほと嫌気がさした。それでも、そのあと1時間半くらいかけてすべてを元に戻した。えらいな~わたし! すっかり元通りになって落ち着きを取り戻した部屋をあとに、お部屋の片づけで疲れた私が癒しを求めて向かう場所と言えばひとつ。

 

もちろんスタバでしたとさ。いやあ、落ち着くぅ~!模様替えなんてしてないで、始めからここに来てればよかったわ。

トールカフェモカに、エクストラホイップとエスプレッソショット追加とチョコレートソース追加ね!!

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先日から読んでいた平山夢明氏の小説「ダイナー」を読了。やっぱスタバだわ。