ロンドン旅行記2回目、ぶらぶら街歩き。▼前回の記事はこちら
今回の旅ではロンドンに5泊する。期間中はずっと同じホテルへの滞在である。ホテルの最寄駅は、地下鉄のHigh Street Kensington station。中心街に行くためには一度乗り換えが必要だが、距離は遠くないので不便は感じなかった。何より、駅と直結してスーパーもドラッグストアもカフェもあるのが便利(実にお世話になりました)。
まずはホテルにトランクを預け、探索がてら歩いてみようということで北に向かって出発。めざすはノッティングヒルである。こまごまとしたお店があって、ぶらぶら歩きにはいいエリアらしいということで行ってみた。映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台になった場所でもある(観たことないけど)。
ロンドンといえばこれ!ダブルデッカー。(今回の旅では乗車せず)
ショーケースのパンやケーキに見とれる(しかし若干、けばけばしさを感じるな)
雑貨屋さんの看板が、アメージング。
1月のロンドンは日没が早い。16時には日が沈んで暗くなる。前に来たときは6月で、夜21時を過ぎても外が明るく活動的な気分が続いていたものだが、今回はそうはいかない。夜道をウロウロしては身の危険!という意識がすごくあって、だから貴重な日中の時間を大事に計画的に使おうね、と話しながらの旅であった。
さて、小一時間ほど歩いてノッティングヒルである。通りは人でごった返していた。閑静で大人っぽい街並みを想像していたのでちょっとびっくり。通りに面した通常営業のお店だけではなく、車道にもたくさんの露店が出ていた。アンティークの食器とかアクセサリーとか、古い地図とか洋服とか。どうやら土曜には蚤の市が開かれるようだ(と、あとで知りました)。
ここノッティングヒルでは、スコットランドやアイルランドの毛糸雑貨を扱うお店に入った。ロンドンに来て初めてのお買いものである。私が買ったのはマフラー。いいよね、旅のおみやげとして素敵よね。一方、友人Nが迷いに迷って買ったのは、毛布。毛布って!! しかもなかなかのお値段である。「予定外の買い物だな~」とは友人の弁。そりゃそうだ。旅のしょっぱなからこんなかさばるモノを購入するとは、やってくれるぜ。のちのち、この毛布の存在によってトランクのパッキングに非常に苦労することになるのだが、それはまたの話。
これがうわさの、「ノッティングヒルの恋人」の舞台になったという書店。
お昼ごはんは、OTTOENGHI(オットレンギ)というカフェレストランへ。デリのテイクアウトもできるし、メイン料理とあわせてイートインもできる。人気店で行列ができていた。15分ほど並んで着席。◆サイトはこちら http://www.ottolenghi.co.uk/
サラダ2種+メインというメニューを頼んだ。メインは牛フィレ。 美味しいんだけど、量が多くて食べきれない。またこれだ、前回に続いて「昼食だけで満腹になり、夕食を食べないまま一日が終わる」という法則が発動するパターンだ。
今回の旅でやりたいことリストのひとつが、「店で夕食を食べる」である。 前回はできなかったけど、今度こそはパブに行ったり、ビールを飲んだりしたいんである。がんばれ私たちの胃袋、消化酵素、満腹中枢。
しかしこの日は、結局ランチのみで終了。 まあ、移動続きで食事の時間も内容も不規則だったし。時差ボケ的な影響が、気分にも胃腸にもあるし。胸がいっぱいでお腹がすかないっていうか、ロンドンの空気に緊張してるっていうか。なにしろ初日だし、チャンスはまだ5回もある。気長にいこう。
ロンドン1日目 「店で夕食を食べる」=未達成
ホテルの部屋は広くて快適でした。