旅と日常のあいだ

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蕎麦、たらこ、ペペロン。やきそばを超えていくペヤングの挑戦

数あるカップめんの中でも我が心の不動のナンバーワンなのが、「ぺヤングソースやきそば」。ぺヤングならではの独特な香りやら風味やら、他のカップめんとは何かが違う。

時に発作のように無性にぺヤングを欲してしまう、あの狂おしいような渇望感。ぺヤングには、競合商品とは一線を画した蠱惑的かつ圧倒的かつ絶対的な吸引力があるよね、その点はもう、ぺヤング好きの皆々様が首をタテにぶんぶん振って同意するところであろう。

大げさな前置きを経て何を言いたいかというと、「最近のぺヤングは攻めの姿勢!」ってことである。ソース焼きそばの範疇を超えて果敢に新商品を投入してきているので、ぺヤング好きとしてはそのフロンティア精神に尊敬と畏怖を抱きつつ、今日もコンビニの棚に手が伸びる。

ここ数か月の新商品はこちら。見つけたときがお買い時、すぐに実食。

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和風「焼き蕎麦」

そもそも「やきそば」って?という既成概念に疑問符を投げかける意欲的な商品。ソースの代わりに和風つゆがついている。麺には蕎麦が練り込まれており、色も香りもそば(ふう)。完全にキワモノかと思いきや、これが意外な美味しさでびっくり。蕎麦であって蕎麦でなく、ほのかにやっぱりぺヤング、だがそれがいい! 今はもうこの辺りのコンビニでは見かけなくなってしまった。季節限定、数量限定ってことなのか。夏の定番商品にしてくれたら高頻度で購入の予感。せめてもう一度、食べさせてほしい。

 

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たらこやきそば

生っぽいつぶつぶたらこソース添付。こちらは今もコンビニやスーパーに並んでいるのを見かける。味の印象を忘れてしまったのだが、なんというかぺヤング感は少なかったような気がする。ぺヤング感っていうのはつまり、あの独特の麺の風味がちゃんと生かされているかどうかってこと。たらこスパゲティになっちゃってる感じだった。美味しいが、これはぺヤングでなくてもいいよね、っていう。自分が食べたいのはたらこスパゲティではなく、あくまでもぺヤングなんだなぁということに改めて気づかされる商品である(何じゃそら)。

 

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ペペロンチーノ

かやくに、にんにくスライスが大量に入っている。職場で食べなくてよかった!というような、かなり主張の激しいにんにく臭。食べ終わったあとしばらく、にんにくと唐辛子で口の中がヒリヒリして困惑した(そういえば私は辛いものが苦手なのであった)。でもこれは、上記のたらこと比較すると「ぺヤング感」が高くてその点は高評価。

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にんにくスライスがどっさり。食べてる途中でにんにく&唐辛子の刺激に耐えかね、辛さを中和してくれるふんわり柔らかな口当たりがほしくなったので、釜揚げしらすをのせてみた。

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うむ。ちょっと豪華なアレンジだわね

 

ここにスタンダードなソースやきそばを加えた4種の順位は、

基本 > 焼き蕎麦 >>>>> たらこ > ぺペロン。

とりあえずこれからも、新商品が出るたびに一つは購入する。激辛系でない限り。