ぬくぬくと暖かな静岡を飛び出し、長野へ遊びに行った。長野はさすがに寒かった。それも、この数カ月の間でいちばん冷え込んだんじゃないかというタイミングで、最低気温がマイナス6度だとか7度だとか、太平洋側の温暖さに慣れた身には芯の芯から冷えがのぼってくるような寒さ。かつて10年間北陸に住んでいたもののすっかり忘れていたわ、冬の雪国ってこんな感じだったなってこと。
寒いけど、空気がぴしっとして気持ちよかった。長野でみつけた冬の風景いろいろ。
足元には積もったばかりの雪(みるみる積もる)! 静岡市に住んでいると、路面の数センチの雪だけで非日常。はしゃいでしまう。
可愛いりんごのマンホール。松本市内にて
葉っぱに載った雪が砂糖菓子みたいだ。小布施町にて
千曲川の流れ。いちめん白くて、空が淡いみずいろで、絵のように綺麗だと思った。 そういえば島崎藤村に千曲川の詩があったなあと思いつつ、詩句をひとつも思い出せず。 帰ってきてから調べたら、題名はそのままずばり「千曲川旅情の歌」であった 。