旅と日常のあいだ

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2012秋 北アルプス、槍ヶ岳登山(2)

槍ヶ岳登山、初日の記事と行程表はこちら

 

/////登山2日目のルート///////////////////////////////////////
◆2日目=5:30起床-槍沢ロッジ7:00-7:40ババ平7:50-12:15槍ヶ岳山荘14:00-14:30槍ヶ岳山頂(1回目)15:00-15:30槍ヶ岳山荘へ(宿泊)
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初日は槍沢ロッジに宿泊して熟睡、9時間たっぷり眠って5:30起床。今日は1400m差を登って山頂へ。朝から甘いものを食べて元気をつけねば!ということで、鍋にゆであずきとおもちを入れまして、おしるこをつくる。好きなんだもの。

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小屋の玄関でこれをやっていたら、先に出発する登山客たちに「朝から何をしてるのかな」という顔でのぞきこまれる。昨夜談話室で話した関西のおじさんグループ(寝る部屋も一緒だった)にも、「何つくっとるんや」「わしらにもくれや」といじられる。鍋の中身がおしるこだとわかると、「わしらは先に行くで、しるこのねーちゃん」「気ぃつけて、また上でな、しるこのねーちゃん」と。

しるこを食べ終えたねーちゃんは、荷物をまとめて再び登り始める。

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途中には、一面の大きな雪渓が!

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一つの雲もない快晴、びっくりするくらい青い空。そしてひたすらの登り道。

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天狗原への分岐点。あたりは紅葉が始まっている。まだ下界ではまったくだけれど、ここでは上に登るにつれて秋の気配が濃くなる。見ごろの最盛期はもうちょっとしてから。岩の道をひたすら登る。登る登る。

昨日の道は平坦なところの方が多いくらいで楽ちんすぎだったので、「登山というのは、登り坂である」という基本的なことを忘れていた。ああ、登りはつらい。暑くてきついよう。おしるこを食べながら寒さに震えていたのは朝だけで、歩いているとすぐに汗だくになる。このつらさ、苦しさ。そうだそうだ、登山ってこういうもんだったわと思いだす。暑くてだるくて、とにかくしんどいものなんだよ登山って。

 登りの間、しばらくは槍ヶ岳の姿を見ることができない。が、途中でとんがった山頂が登場!

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いいねえ、穂先が見えると「槍ヶ岳を目指してます!」という気持ちが高まってうれしくなるね。と同時に、「ああやって見えてるけど実際にはかなり遠いよな・・・あんなに高くて遠くて危なそうなところに行くなんて私ったら正気かね?」という気持ちもわいてくるわけで、奮い立ったりしんどくなったり。しかし、それにしてもいい天気すぎるね。なんという濃い青空。

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槍ヶ岳まであと1km地点。ここからの1kmが遠かった。1kmを進むのに1時間以上かかった。今日のゴールの山小屋は、あの槍ヶ岳のとんがりのすぐ下にある。がんばれ、私たち。

さあ、朝から5時間ほど歩いて到着!

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今日の宿泊地である槍ヶ岳山荘。

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山荘前のテラスから、登ってきた道を見下ろす。左の赤い屋根は、また別の山小屋。この時間になって雲がどんどん増えてきたのがわかる。

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山小屋前から見る槍ヶ岳山頂。雲と霧で真っ白!つい先ほどまでの青空はどこへ?

 山頂に行くときは、荷物は山小屋に置いて手ぶらで登る。身軽で楽ちん。しかし、今行っても山頂からの眺望は望めないだろう。状況が変わるかどうか少し待ってみよう。なによりお腹が空いたよね、というわけで、まずは昼ごはんである。

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お湯を入れるだけのきつねうどん。器がないのでタッパーに入れるも、麺の高さがありすぎてお湯に浸かっていない。

うどんを食べたあと、雲の動きを気にしながらいよいよ山頂へ登る。