旅と日常のあいだ

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柿田川公園でカワセミ愛にふれる

先日、清水町の柿田川公園に行ったのである。富士山に降った雨が長い年月を経て地中をたどり、国道の下から突如湧き出して大きな川を形成する、まさにその起点となる場所が公園内にあって「湧き間」と呼ばれている。

水がきれいで水量や水温が安定していることから多くの野鳥が羽根を休める場所でもあり、その日は展望スペースに野鳥愛好家の集団がいて三脚を立てていた。水面に張り出している枝に向けてカメラを設置しており、その液晶画面にはなかなか見られないカワセミの姿が映し出されているのであった。

カワセミの大きさはスズメくらいであろうか。枝が遠いので、肉眼でははっきりそれとわからないが、カメラの液晶画面ではその姿をしっかり確認できる。思わず、カメラごと写真を撮影してしまった。そしたらすかさずカメラの持ち主のおじさんが近づいてきて、「ずるいぞー」と笑われてしまった。

 

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こういうの、デジカメのCMとかにありそう

このあと、三島市内を流れる源兵衛川のほとりを散策。水がきれいで緑豊かな場所なのだが、ここでもカワセミに遭遇した。そしてやはり愛好家集団が陣取っていて、長さ50センチはあろうかという長大なレンズをつけたカメラで鳥の姿を撮影しまくり。おじさんのひとりと話をしたところ「このレンズは1本180万円。カワセミが好きで好きで撮影している。もはや、カワセミ以外の鳥は鳥だと思ってないね!」とおっしゃる。見ればおじさんはカワセミの絵が描かれたTシャツを着ていた。カワセミ以外は鳥じゃない、か……。いろんな趣味があり、いろんな愛があるのだなあと思った次第である。