旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


五箇山にて、しんしんと雪の村

今月初めの北陸旅のつづき。金沢に滞在した後、富山にも行った。合掌造りの集落で知られる五箇山へ。夜じゅう降った雪で、あたり一面まっしろだった。

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歩いている間にも雪はどんどん降り積もる。朝早かったし、ふたつある集落のうちの小さい方を訪れたこともあってか観光客の姿はほかに見えず。今私が見ているのは、ここに住む人にとってのいつもの雪、いつもの朝、いつもの暮らしなんだなあ。今ごろ静岡は快晴で、空が澄んで富士山がバキッと見えているはずで、同じ地続きの、それもそんなに遠い距離じゃない場所のことだとは信じがたい。

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いちばんびっくりしたのは、コートにくっついた雪が、図鑑で見るような完璧な結晶だったこと。肉眼で普通に六角形が見えて(それもコートにいっぱい!)、どれもきれいでハッとした。