旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


偽パイロット撮影大会@浜松航空自衛隊広報館

秋の日帰り旅行、制服萌え第二弾。

先日のSちゃんとの箱根行きに続き、次は友人Kちゃんと浜松へ行く。浜松餃子を食べたいというKちゃんのリクエストに応え、行列のできる有名店へ。浜松駅近くの「むつぎく」だ。ここの餃子は、キャベツいっぱいで甘くてしゃきしゃき。私はライス+半ラーメン+餃子8個。おっさんか。Kちゃんは、餃子20個のみという潔さ。一粒のご飯も食べることなく、もくもくと餃子を食らっていた。あっさりしてるからペロリといけちゃうんだよな。

胃の中を餃子だらけにしたところで、航空自衛隊の広報館「エアパーク」に行く。航空自衛隊の広報館。女子二人で行くとこなのか、ここ。いや、私は好きだけど。むしろ大好物だけど。ふつう、メカ好きもしくは軍隊好きのお兄さんやおじさん、もしくは飛行機好きの男の子やその家族が来るところなんじゃないか。と言いつつ、お兄さんでもおじさんでも男の子でもその家族でもない私は、もう何回も訪れている。そして初来場のKちゃんは、「コスプレをやる!」と鼻息を荒くしている。そうなのだ、ここでは自衛隊パイロットスーツを着て写真が撮れるのだ。

というわけで、館内見学もそこそこに衣装レンタルコーナーへ。パイロットスーツ(カーキ色の、つなぎみたいなの)に着替える。ブーツもヘルメットも借りる。まわりを見ると、まあほとんどはチビッコだよね。あと、その親。意外とおじさんグループも多い。カップルとか友人同士みたいな客層はあまりいない。ましてや女子二人組など皆無だ。なぜだろう。みんな、こういうの好きじゃないの?

どこからどう見てもパイロットにしか見えなくなった私たちは、その格好のまま格納庫を歩きまわった。格納庫には戦闘機やブルーインパルスや輸送用ヘリが展示されており、実際に操縦席に座ったりもできるのだ。カメラを持って歩いていると、館内スタッフ(おじさん。たぶん本物の隊員)がひっきりなしに声をかけてきて写真を撮ってくれる。あの飛行機の下に行け、次はあの操縦席に座れ、って。ちなみに、ポーズにも指導が入る(笑)。機体の前で腕を組んだり、ヘルメットを小脇に抱えて敬礼したり、操縦席に座ってゴーサインを出したり。売れっ子アイドルかと勘違いしそうになったね。Kちゃんは茶髪のおだんご、私は黒髪めがね。多彩なニーズにおこたえできますなあとか言いながら写真を撮りまくった。その後、再びの館内見学を経て、閉館ぎりぎりまで物販コーナーを物色。

Kちゃんは、おみやげに自衛隊キューピーを買っていた。そんなのどこに付けるの?とはあえて聞かない。私は、迷った末にこれを買った。

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女性自衛官フィギュア。使い道の謎さ加減においてはKちゃんのことを言えません。

さんざん迷ったあげく、結局買うのをやめたのは「自衛隊手帳2011年版」。普通のスケジュールページとは別に、組織図、各基地の連絡先、歴代首相と幕僚長の一覧などなど関連資料が満載の魅力的な手帳である。話のタネとしても逸品!しかし残念ながら来年の手帳はすでに購入済みなのであきらめた。まあ、たぶん正しい判断だった。制服一覧(幹部用、戦闘用、夏服、冬服、コートなど各種制服の仕様と名称)が付いてれば、間違いなく三冊は買ってたけどね!