先日購入したハリーポッター第7巻(原書)。腰を据えて読み始める前に、前6巻を読み直した。
忘れかけてた人名とか地名とかストーリーの細部とか、ひととおり記憶を増強。さて、やっと最新巻に取り組むべし!と本を前にしたものの、カバーをめくったり背表紙をなでたり本文用紙のにおいをかいだりするばかりでちっとも進まない。
小さい頃からそうなのだ、本を読みはじめる前って期待が大きければ大きいほど実際に読むのがもったいない気持ちになってしまい、早く読みたくてたまらないくせに、最初の1ページをめくってはまた戻し、次のページを開いてはまた戻しということを延々とやってしまう。
というわけで、表紙カバーと、カバー折り返し部分と、最初の標題のページは飽きるほど眺めたのだが、肝心の本文にはまだたどりついてさえいない。でもこういう時間が楽しいんだよな。
職場の本好きKさんが、森見登美彦の最新刊『有頂天家族』を読み終えたらしい。今まで読んだ森見作品で一番イイ!とのこと。私もさっそく買いにいこう。表紙をパタパタやったり栞のひもをいじったりで本文にたどりつくまでに数日~数週間(そんなに!?)かかることを考えたら、早く買っておくにこしたことはないからな!