森見登美彦の『きつねのはなし』読了。いや~怖かった。蒸し暑い夏の夜にゾクゾクしながら読みたい幻想怪奇小説だ。なんだかわからない異形のものが今日も京都の夜をうごめく。人のような顔を持つ、体の細長いケモノが歯を見せて笑う。得体の知れないイヤなものが、行間からぬるりと滑り落ちてきそう。
読後感は薄気味悪いけれど、本を読むのはやっぱり楽しいなあと感じさせてくれる。森見登美彦、ばんざーい!大好きだと思える作家が増えていくのは、本当にうれしいことだ。特集記事が載ってる「小説新潮」、早く買わなきゃ!
森見登美彦の『きつねのはなし』読了。いや~怖かった。蒸し暑い夏の夜にゾクゾクしながら読みたい幻想怪奇小説だ。なんだかわからない異形のものが今日も京都の夜をうごめく。人のような顔を持つ、体の細長いケモノが歯を見せて笑う。得体の知れないイヤなものが、行間からぬるりと滑り落ちてきそう。
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