旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


2008-10-03から1日間の記事一覧

亡霊のような愛の話。桜庭一樹『私の男』

桜庭一樹の『私の男』を読んだ。 有り体に言ってしまうと、「愛されたがりたちの、普通じゃない愛」の話。 シチュエーションもキャラクターも、現実味がないというか、幻想的というか、異端すぎるというか。だって、娘と養父ですよ。読むとさらに驚くことに…