旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


夫よ、すまぬ。押入れの断捨離の前に、自分の記憶を整理すべきだった。

ふと図書館で借りて、断捨離のやましたひでこさんの本を読む。『定年後の断捨離』。定年の年齢はまだ先だけれども。 何がそんなに私の琴線に触れたのか、読んでいる最中から、どんどん捨てて身軽になりたい!という気持ちがふくれあがる。「いま見える範囲に…

生まれてくることの意味はまだわからないけれど。川上未映子『夏物語』感想

川上未映子さんの『夏物語』を読む。大長編。 独身で恋人のいない主人公・夏子には、自分の子どもを生みたいという思いがある。その方法として精子提供を受けることを考えるが、精子提供で生まれ性的虐待を受けてきた女性に出会い、「生まれてくることには苦…

めがね修理、無印のカレー、ベリーがおいしいレッドナイトフラペチーノ

数日前にこわれためがね(一体どうしてこうなったのか。めがね、だ~い好き! - 旅と日常のあいだ)を修理すべく、金沢駅前のフォーラスに行った。めがねを見た店員さんに「場合によっては有償での部品交換が必要です、7千円くらいかかりますがどうしますか…

3年前に買ったバルセロナみやげの缶詰を開封した

3年前の2016年に買って以来、うちの台所で長らく眠っていた缶詰。買ったのはスペイン、バルセロナのスーパーにて。スペインではポピュラーなものだということで選んだ記憶があるけれど、中身が何なのか忘れてしまった&食べ方がわからず放置したままになって…

1年11月1日の消印を郵頼。そして、おやつがとまらない。

10月も最終週になり、あと数日で11月になる。令和最初、つまり令和1年の11月。年月日の表記で初めて1が並ぶ【R1.11.1】がやってくるということだ。 なかなか起こらないめずらしいことなので、記念に残すべく風景印の郵頼をした。いくつかの郵便局に、「11月1…

8人に1人が貧困状態、でも働かない・働けない? 『貧困専業主婦』

タイトルのインパクトにひかれて読んだ『貧困専業主婦』(周燕飛/新潮社)。 ここに示されたデータによると、経済的に苦しい状況にありながら働かないことを選択している女性は少なくなく、専業主婦の8人に1人が貧困状態にあるという。衝撃的。しかし、彼女…

栗の皮をむきまくって、この秋初めての栗ごはん

昨日のブログに「秋を満喫するため栗ごはんを食べるべし」と書いた。そしてさっそく有言実行した。今シーズン初の栗ごはん。つまり令和初の栗ごはん。栗の割合めちゃくちゃ高め。栗好きのための栗まみれごはんです。 買ったのは皮付きの生栗(熊本県産)。栗…

空も風景も、秋の気配が日に日に濃くなっていく

今週のお題「秋の空気」 10月も残り一週間となり、朝夕に肌寒さを覚える時期になった。正直、やっとか、という感じだ。ほんの二、三週間前にはノースリーブの服を着てたのに、今は長袖だし今シーズン初のヒートテックも着たし。変化が急すぎる、ていうか毎年…

「ムーミン展」へ。原画に惹かれ、グッズは買わず、ムーミンパパの闇が気になる。

金沢21世紀美術館で開催中のムーミン展に行ってきた。 ムーミンの小説や絵本に描かれた挿絵の原画、鉛筆のスケッチ、表紙イラストがたくさん展示されていて予想以上に見ごたえがあった。たいして混んでいなかったので自分のペースで回れて、順路通りに普通に…

一体どうしてこうなったのか。めがね、だ~い好き!

ある朝、いつも使っているめがねをかけたら強烈な違和感。めがねのつるが耳に接する感じも、鼻に当たる感触も、レンズを通した視界の具合も、何もかもがいつもと違う。度数が合わなくて酔いそう、気持ち悪くなりそう、どうなってんのと思いつつ、めがねをか…